エクスペディアジャパンは27日、日本人ビジネスマンの海外出張に関する実態調査の結果を発表した。調査は公務員を除く全国の20歳以上の男女有職者のうち、過去1年以内に海外出張をした人516人を対象に10月に実施された。

調査によると、出張に行く際のホテル予約を本人もしくはチームのメンバーが手配していると答えた人のうち58%がインターネットを通じて予約しており、航空券についても54%がインターネット経由で入手していると回答。今や海外出張者の6割近くがオンラインサービスを利用して出張に備えていることがわかった。

「エクスペディア・レポート/海外出張実態調査2008」より

海外出張で利用するホテルを選ぶ際の条件として最も多かったのは「立地や交通の便」(80%)。「価格」(65%)は2番目だった。また、33%の人が「インターネット接続環境」を挙げており、今やネット環境の有無が施設選択の重要なポイントとなっていることをうかがわせた。また、ホテルを選ぶ際の情報源としては、ホテルのウェブサイトやオンラインの予約サイトなどの「インターネットの情報」が海外出張者には最も重視されており、「ガイドブック」や「旅行会社の担当者」を大きく上回っている。

気になる海外出張時の宿泊予算の平均は、1泊1万3,900円。海外出張時の食費の平均は1日約3,000円で、食費や経費を除いた手当の平均は1日5,000円という結果になっている。

「エクスペディア・レポート/海外出張実態調査2008」より