日産自動車は26日、エクストレイルの「S」と「X」の4WD車をベースに、ASCD(オートスピードコントロール装置)などを追加した特別仕様車「St」と「Xt」の販売を開始した。価格は228万9,000円~263万5,500円。

エクストレイル 20Xt

エクストレイル「St」「Xt」は、「S」「X」の4WD車に前席・後席左右ヒーター付きシート、ASCDなどを搭載した特別仕様車。2.0~2.5LクラスのSUVとしては、初となる後席シートヒーターを装備した。そのほか、グレード体系および仕様装備の見直しを行ない、プライバシーガラスやスクラッチシールドなどの装備を全車に標準設定。パソコンからのダウンロードや携帯電話の通信による地図更新機能や、iPod接続、地デジ対応などの機能を搭載する、カーウイングスナビゲーションシステムを採用した。ボディカラーには新色のアイアングレーを追加している。

また、同社の関連会社オーテックジャパンは26日、エクストレイルのカスタムカー「アクシス」に、新グレードの「アクシス パフォーマンススペック」を追加した。同グレードはボディ剛性を向上させるとともに、専用タイヤやサスペンションなどを備えることで走行安全性を高めたという。さらに、18インチホイールや専用ブラック内装などを装備した特別仕様車「ドライビングギア」を同時発売した。価格は「アクシス パフォーマンススペック」が296万1,000円~311万8,500円、「ドライビングギア」が243万7,050円。

アクシス パフォーマンススペック

ドライビングギア