「ミシュランガイド東京」2008年版で1ツ星を獲得しながらも旧オーナーの事情により8月中旬から閉店していた東京・青山のフレンチレストラン「ブノワ」が12月4日、再オープンする運びとなった。

「ブノワ」店内

1912年にパリで創業し世界中の美食家たちに愛され続けている老舗レストランの店名「BENOIT(ブノワ)」とエスプリを受け継いだ同店は、各地方の伝統的な料理をモダンに昇華させたフランス料理を提供することで知られてきた。

再オープンに当たり、総料理長はモナコの「ルイ・キャーンズ」でスーシェフを務めた小島景(こじま けい)さんが引き続き担当する。メニューはランチコース4,800円~7,300円、ディナーコース7,000円~1万2,000円。その他アラカルトも提供している。

同店は2009年度版のミシュラン候補に挙がっていたといい、「掲載の方向で話を進めていたが閉店するにあたって辞退せざるを得なかった。もし2010年度版ミシュランの候補として選ばれることがあれば、1年越しになるがぜひ受けたい」と話している。