ミクシィは21日、学生を対象とした「mixi OpenIDコンテスト」の募集を開始した。同社運営のSNS「mixi」のOpenID「mixi OpenID」を利用したWebサービスを考えるという企画コンテスト。2008年12月17日18時まで応募を受け付け、書類選考やプレゼンテーションを実施し、2009年2月13日に同社オフィスで最終プレゼンを行なう。

同コンテストは学生を対象とし、最大5名までのグループでの応募が可能。mixi OpenIDの使用を条件に、「友人やグループで楽しめる、または役に立つWebサービス」を企画提案する。応募締め切りは2008年12月17日18時、12月24日に一次選考結果を発表、通過者による企画内容のプレゼンテーションが同社オフィスで2009年1月13日に実施される。ここで審査員のアドバイスのもと企画をブラッシュアップ、2009年2月13日に最終プレゼンテーションを行なうとしている。審査員は、名人の愛称でおなじみの高橋利幸氏ら5名が務める。優秀賞の企画は、「mixi OpenIDをご利用頂けるサイト」で紹介されるほか、MacBook Pro(Apple)やサーバ運営費用の一定期間保障が提供される。

同社は今年2月に「OpenIDファウンデーション・ジャパン」への参加を表明し、同8月にはmixi OpenIDの開始を発表(関連記事)。mixiのユーザー認証情報を他のOpenID対応サービスでも利用できるようにするなど、オープン化戦略を進めている。