Adobe MAX 2008

17日(現地時間)、米カリフォルニア州サンフランシスコ市において、Adobe最大の年次イベント"Adobe MAX"がスタートする。プレイベントデーの16日を含め、19日まで4日間の開催期間中、デザイナー、デベロッパ、経営層に向けて、Adobeからのメッセージが"Connect, Discover, Inspire"のテーマのもと、発信されていく予定だ。

Adobeによれば、今回のMAXではあわせて約200のセッション、約50のラボが予定されており、期間中の来場者数は約3,000人前後だという。新製品/新技術の発表はとくに予定されていないが、AIRやFlexなど各製品のロードマップや、ColdFusion、LiveCycleなどのケーススタディのリリースが期待できそうだ。

同社CTOのKevin Lynch氏は事前のメッセージで

  • PC(大画面含む)からモバイル機器まで、あらゆるスクリーン上で動作するソフトウェア
  • クラウド環境と、さまざまな(プロセッサ)タイプのローカルPCを行き来するソフトウェア
  • 同期/非同期において、同等のユーザエクスペリエンスを提供するソフトウェア

を"ソフトウェアの未来"のあるべき姿として掲げており、これらに対してAdobeがどういったソリューションを提供できるかを示していきたいとしている。

クリエータからデベロッパまで、世界中のAdobeユーザが集まるMAX。メイン会場はMoscone Center West。17日(現地時間)はいよいよKevin Lynchがオープニングセッションに登場する

小誌では同イベントの詳細を追ってレポートしていく。