メディア向けソフトウェアソリューションを提供するウェイズジャパンは14日、同社が運営するデジタル雑誌のオンライン配信・販売サイト「雑誌オンライン.COM」において、同サイトの全面リニューアルに先駆け、雑誌の無料立ち読みサービスを先行開始したと発表した。

「雑誌オンライン.COM」の無料立ち読みサービストップページ画面

同サービスでは、Webブラウザを利用して、雑誌の数ページの無料閲覧が可能。また、関心のあるキーワードで雑誌を検索できるようになっている。

立ち読み用の誌面配信・閲覧には、同社が開発・販売している「HYPERZOOM(ハイパーズーム)技術」を採用。「特別なソフトのインストールすることなく、ページめくりなど、プリントメディアの特徴をそのままWeb上で表現しながら、セキュアな誌面配信を実現した」(同社)としている。

また、雑誌オンライン.COMでは、トーハンが全国の取引先書店と一体となって運営する書籍、雑誌、CD・DVDの通販サイト「全国書店ネットワーク『e-hon』」と連携。

「ユーザーが立ち読み銘柄をその場で宅配購入することが可能となり、利便性を高めた」(ウェイズジャパン)という。

同社では、「今後も雑誌の宅配販売サービスを本格化させるとともに、電子雑誌の取扱銘柄ラインアップをさらに充実させていく予定」としている。