NRIセキュアテクノロジーズは11日、2006年2月から提供を行っているWebサイトのセキュリティ管理者向け情報提供サービス「脆弱性マネジメントサービス」の見直しを行い、分析機能の大幅な強化とスピードアップを図った全面改良版の提供を開始した。初期費用は20万円、基本月が基料金はベーシックが13万円、スタンダードが15万円。

全面改良版では、メイン画面を大幅に改良し、対象となるWebサイト/サーバに関する脆弱性対策の状況をマトリックス表示することで一元的に把握可能としたほか、新たに過去分析画面を設け、さまざまな検索条件を指定することで、これまでの脆弱性の発生件数の推移や対策適用の状況などをグラフィカルに表示し、分析できるようにした。なお、表示された分析結果はPDF・CSV形式でレポート出力できる。

また、多岐にわたる脆弱性情報を、想定される攻撃・影響ごとにカテゴリー化し、キ ーワード検索が出来るようにしたことで、懸念される脆弱性情報を検索し、これに対する対策の状況がすぐに調べられるようにした。さらに、従来は主にメールを中心に提供してきた脆弱性判定情報を専用のWeb画面を通して確認できるようになった。