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The WHATWG Blogにおいて"The Road to HTML 5"という興味深い連載が開始された。2010年第3四半期以降に勧告として登場が予定されているHTML5で登場する新しい要素や属性、そのほかの機能を解説するというものだ。第1回目はThe Road to HTML 5 - Episode 1: the section elementとしてsection要素が取り上げられている。
HTML5では文書を意味的に構造化するためにsection、article、aside、header、footerなどの要素が新しく導入される。sectionは文書の論理構造を示すために基本となる要素となり、ヘッダ要素(h1, h2, h3, h4, h5, h6)と組み合わせての活用が期待されている。これら要素がどのように使われるかは以前IBM developerworksで公開されたNew elements in HTML 5にわかりやすい例が掲載されている。
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HTML5登場以前の要素で文書を記述した場合の例 - New elements in HTML 5より抜粋 |
HTML5で導入される新しい要素を使った場合の例 - New elements in HTML 5より抜粋 |
HTML5で導入が予定されているsectionなどの要素はHTML文書の記述をよりシンプルで理解しやすいものにするほか、コンテンツの構造化を促しプログラムからの操作性向上や活用の幅を広げることにつながるとみられる。
section要素は現段階でも使おうとおもえば使える。定義されていない要素がHTML文書内に登場した場合のブラウザの動作は規程されていないためブラウザごとにさまざまな動作を見せるが、Episode 1: the section elementによれば対応していないブラウザであってもCSSにsectionを設定しておくことで装飾が可能になるという。
しかしIEが問題になる。IEでは定義されていない要素に対してはCSSが適用されない。この場合、あらかじめJavaScriptでダミーの要素を作成することで適用できるようになるが、IE8 beta2ではこの方法も動作しなくなっている。IEは7割のシェアを越える最大ブラウザだ。IE7のみで過半数弱を占めている。IE8が登場すれば当然シェアの多くはIE8に移ることになるだろう。IE8で使えないsection要素を現状で使うというのは考えにくいことだ。
Episode 1: the section elementではsection要素についてはHTML5機能としてはとても率直なものだが、今の段階で使える要素ではないと結論づけている。"The Road to HTML 5"で取り上げられるであろう要素のいくつかはすでにIBM developerworksのNew elements in HTML 5にすぐれた説明がまとまっている。WebデベロッパやWebデザイナは合わせてチェックしておきたい。
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