Firefox 4で期待される機能はPrism、Weaver、Geode

    後藤大地  [2008/11/06]

    Firefox web browser - Faster, more secure & customizable

    Firefoxの次のリリースは年末か2009年頭になるとみられるFirefox 3.1だ。すでにある程度の機能は見えていて、新しい高速なJavaScriptエンジンの投入とHTML5/CSS3の一部機能の実装、video/audio要素の実装、プライベートモードの実現など、従来から開発されてきた機能とGoogle Chromeに影響を受けた機能が実現されることになるとみられる。

    さらに先のリリースとなるFirefox 4は2009年中にはリリースされないとみられるため、2010年に登場するのではないかと考えられている。Firefox 4で期待される機能はなんだろうか。Simple ThoughtsにおいてTop 3 Mozilla Firefox 4 Features For Next Generation Browsing Experienceのタイトルのもと興味深い記事が公開されているので紹介したい。

    記事で取り上げられているFirefox 4で登場が望まれる3つの機能は次のとおり。

    • Prism - WebサイトやWebアプリケーションに特化した別プロセスで動作する専属ブラウジングモードを実現。たとえばGmailやGoogle Readerをあたかもそれがアプリケーションであるかのように振る舞まわせる。HTML5で導入されるオフライン機能もこれを手助けすることになるとみられる
    • Weave - ブックマーク、履歴データ、クッキー、保存されたパスワードなどを同期するための機能とWebサービス。もともとGoogle Browser Syncが実現していた機能だが、サービスの終了にともないWeaveが後継サービスとして有力とみられている
    • Geode - 位置情報を取得する機能。Wi-FiやGPSなど複数の情報源から位置情報の特定を可能にする。ノートPCやモバイルでの活用が期待される

    どの機能も現在のところMozilla Labsで開発されている。Firefox 4と言わずとも、それよりも前のリリースで取り込まれる可能性もある。こうした機能はFirefoxに限らずほかのWebブラウザでも実装してくることになるだろう。すでにGoogle Chromeはそのマルチプロセスアーキテクチャの特徴からPrismと同等の機能を実現しているし、Google Browser SyncはもともとGoogleで提供してきたサービスだ。iPhoneやMacBookを手がけているAppleはSafariに位置情報取得の機能を組み込んでくることは想像に難しくない。ブラウザの開発が活発になっていることで、こうした機能がユーザに届くペースは従来よりも早まる可能性もある。

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