ホスティング事業などを展開するフューチャースピリッツは6日、メールフォーム作成ASPサービス「フォームメーラー」のバージョンアップ版をリリースしたと発表した。デザイン設定項目や外部設置用コードの種類を追加。「入力項目編集の操作性も向上させた」(同社)としている。

フォームメーラーは、操作性の高いグラフィカルなユーザーインタフェースを搭載し、従来のフォーム作成時に必要とされていたHTMLの知識が不要。「HTMLでのホームページ制作経験がない人でも、簡単にメールフォームの作成ができるツール」(フューチャースピリッツ)となっている。

2008年8月のリニューアル以降約2カ月間で、「無料(Free)版・有料(Pro・Pro-EV)版を合わせて約5,000のユーザーを獲得した」(同)という。

今回リリースされたバージョンアップ版では、デザイン設定項目を追加。フォームの横幅の変更(%指定)や、項目名と項目の並び方の選択が可能になった。デザインテンプレートの種類も追加した。

また、外部設置用コードの種類も追加。HTMLコードのフォーム要素のみの使用が可能になった。入力項目編集の操作性も向上させ、項目設置用の基本セット及びプリセットが作業画面のスクロールに合わせて移動する機能を追加した。

有料(Pro・Pro-EV)版ではさらに、背景画像のアップロードが可能になったほか、テンプレートの枠線と枠内色を透明にする事もできるようになった。

フューチャースピリッツでは、「今後もユーザーを意識し、ユーザーの声を反映したサービス提供、機能強化に注力していく」としている。