LinkedIn

LinkedInは10月30日(米国時間)、ソーシャルアプリケーションプラットフォームInApps (Intelligent Applications Platform)の公開を発表した。OpenSocial 0.8に準拠したプラットフォームで、LinkedInを活用しているユーザやソーシャルアプリケーションを開発している開発者へ新しいアプリケーションプラットフォームを提供する。すでにいくつかのアプリケーションはLinkedIn: Application Directoryで公開されている。

InAppsではY!OSと同じくOAuthを認証機能として採用したRESTエンドポイントがデプロイされているほか、LinkedIn向けに開発されたアプリケーションには収益を得るための機会も用意されていると説明がある。InApps自体はShindig (Java)を使って開発されており、OpenSocialで定義されているバイラルメッセージチャンネルをすべてサポートしている。当面の開発目標はOpenSocial 0.8.1のサポートにあるようだ。

LinkedInはビジネスソーシャルネットワークサービス。自分のプロフィールを作成したらあとは人とのつながりを増やしていくことに主眼が置かれている。最初の登録を完了させるまでに3人からリコメンデーションをもらう必要があるなど、ほかのSNSとはだいぶ仕組みがことなっている。

日本で最大規模を誇るSNS、mixiはこうしたソーシャルアプリケーションには対応していない。米国のSNSはOpenSocialなどの規約に対応したソーシャルアプリケーションの開発が開放されており、ユーザはソーシャルアプリケーションを使って自分のページをカスタマイズすることが多い。