Eコマースや電子決済に関する商品の開発と販売を行う米Valley Payment Systemsは31日、販売者情報を非公開にしたままで電子商材を販売できるアフィリエイト機能付き販売ASP「買い物チャンネル」を開始したと発表した。サービスの開始に伴い、商材のベンダー(販売者)とアフィリエイトの募集を行っている。

「買い物チャンネル」のトップページ画面

「買い物チャンネル」は、簡単に電子商材を販売できるアフィリエイト機能付き販売ASP。委託販売の形式により、「ベンダーの個人情報は購入者には公開されず、出店や出品には費用がかからないため、個人でも安心して利用できる」(Valley Payment Systems)のが特徴。

売買が成立した時のみ、販売手数料を支払う仕組みとなっている(販売代金の9.8%+100円、決済手数料込み)。

電子書籍などの情報商材販売の他、「ソフトウェア販売、会費徴収、サービス料金の徴収など、幅広い販売形態での利用を想定している」(同社)。

購入者には買い物チャンネルで一括してカスタマーサポート。「一貫した返品ポリシーを持って対応していくため、出品者は電子商材があればすぐにでも販売を開始することができる」(同)としている。

また、審査なしで申し込み日から商材を宣伝できる高報酬率のアフィリエイト機能も実装。1アカウントで商材の販売活動とアフィリエイト活動の両方が管理できるため、「自社製品に限らず、他社製品も同時に販売したい人にも便利」(同)という。

買い物チャンネルでは、「すでに提携メールマガジンにおいて10万通以上の配信が確定している」といい、同メールマガジンに掲載する商材を先着300件で募集している。

また、アフィリエイトもしくはベンダーとして無料でアカウント登録すると、先着1,000人に「登録ボーナス」として2,000円を提供するとしている。