ソフトウェア・トゥーはこのほど、フランスDxO Lab社のRAW現像ソフト「DxO Optics Pro」のアップデータ「DxO Optics Pro v.5.3」の提供を開始した。今回のアップデートでは新RAW現像テクノロジーを搭載し、操作性と安定性が向上したという。対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS X 10.4または10.5。無償アップグレードの対象は、「DxO Optics Pro v5.x」のユーザおよび、2007年8月1日以降にv4を購入したユーザとなる。

DxO Optics Pro v.5.3では、新たに搭載した新RAW現像テクノロジーにより、従来に比べ最大2F-Stopsを実現した強力なノイズ除去のほか、悪条件のライティングにおける撮影などでのディテールの保持、忠実なカラー再現を実現。それにより、高価なカメラに搭載している超高感度ISO撮影を実用レベルまで引き上げることに成功したという。

今回からカメラ3機種「Nikon D700」(DxO Optics Proエリート版のみ)、「Canon EOS Digital F」(同スタンダード版・エリート版)、「Canon PowerShot G9」(同スタンダード版・エリート版)を新たにサポートしたほか、先日発売された機種「Canon EOS 50D」、「Nikon D90」なども年内にサポートする予定とのこと。さらに、計58個のカメラ機種用新規DxOモジュールを追加した。ほかにも、Sony製カメラのcRAW形式や、64ビット版Windowsへの対応、「Adobe Photoshop Lightroom v2」との連携が可能になっている。

DxO Optics Pro v.5.3へのアップグレードはDxO Labsアップグレードセンターまで。

RAW画像サンプル1

RAW画像サンプル2