ティンカー・ベル役を射止めた深町彩里(右)と、映画の応援に駆けつけた木下優樹菜(左)

ディズニー映画最新作『ティンカー・ベル』(12月23日公開)の声優発表会が28日、都内のスタジオでおこなわれた。会場には同作品の「応援団長」として、妖精ティンカー・ベルのコスチュームをまとった木下優樹菜も登場。

不朽の名作『ピーター・パン』のキャラクターとしても人気のティンカー・ベル。一般公募の中からその役を射止めたのは、これが声優初挑戦となる深町彩里さん(20)。「決まった時はすごく驚きました。今回はティンカー・ベル誕生のお話なので、私も一緒に成長していけたらと思います」と挨拶し、報道陣の前で公開アフレコも披露した。木下は彼女の声を、「すごく元気にさせてくれるし、聞いてるだけで天真爛漫な性格が伝わってきますよね。私のイメージ通りでした」と絶賛。

声優初挑戦ということもあって、終始緊張した様子の深町だったが、公開アフレコでは見事にティンカー・ベルの役を演じきった

ティンカー・ベルを意識した自身の衣装について、木下は「自分はリアルに妖精では?って思えるくらい、ティンカー・ベルに近づけたんじゃないかと思います。一番のお気に入りは背中の羽根ですね。羽根があってのティンカー・ベルなんで」。

背中に羽根をつけた衣装で現れた木下。「女の子っぽい格好になって、路線変更を狙っているのでは?」との質問に、「自分でもどうなりたいのか、わからなくなってるんですよね(笑)」

ディズニーのファンという彼女は、多忙を極める中でも、時間を見つけてディズニーランドに行くそうで、「先月も、FUJIWARAのフジモン(藤本敏史)と、ハリセンボンの(近藤)春菜ちゃんと一緒に行ってきたんですよ。でも寝ないで行ったので、パレードの途中でちょっとあくびしちゃって。そしたら2人がマジ怒って……」というエピソードを明かした。

チラリと谷間もサービス

報道陣から、「いま一緒に行きたい男性は?」と質問されると、「全く(いない)です!!」。理想のタイプについては、「ハムスター系かな。矢沢永吉さんとか(笑)。いかついのに、じつはかわいらしさもあって、ひまわりの種を食べてそうなイメージ。今日の衣装も矢沢さんに見てほしいですね」。

ティンカー・ベルにちなみ、実際に妖精を見たことがあるか聞かれると、「妖精というか、ちっちゃいおっちゃんを見たことがあります」と答え、報道陣の大爆笑を誘う。「寝起きの時に、枕元におっちゃんがいたんですよ。あれ?と思ってたら、ちっちゃいおっちゃんが腕のあたりを歩き回ってて……」。真偽は謎だか、今回もあらゆる意味で"優樹菜ワールド"全開の会見となったことは確か。

日本の首相は?と聞かれ、「知ってます。麻生太郎さん」と即答するなど、"おバカキャラ"卒業の兆しも。ちなみに最近気になることは、「オバマは大丈夫かなあ……とか?」

「『ティンカー・ベル』はキャラクターがみんなかわいらしいし、いろんなメッセージが込められていて、子供から大人まで楽しめる作品になっています。皆さんに見ていただけると嬉しいです」(深町)、「これを見たら、私にも自分なりの才能があるはず、って絶対思えるし、最後に『エーッ!?』とびっくりするシーンもあるので、ぜひ見てほしいと思います」(木下)と映画をPRした2人。『ティンカー・ベル』は12月23日より全国ロードショー。