日本Shuttleは28日、デュアルコアのIntel Atom 330を搭載したスリムベアボーン「Shuttle X27D」を発表した。価格はオープンだが予想実売価格は24,000円前後。発売日は11月6日を予定する。

「Shuttle X27D」。なお、製品パッケージには自作経験が少ないユーザーでも簡単に組み立てができるよう、写真付き日本語組み立てマニュアルを同梱している

Shuttle X27Dは、容量3リットル、高さ7センチの小型ブラックボディに60WのACアダプタを組み合わせ、省スペース性と静音性を両立させたベアボーンPC。マザーボードに使用されているコンデンサはすべて耐久性に優れた固体コンデンサで、高負荷な使用環境下でも長時間継続して安定したパフォーマンスが得られるとしている。

主な仕様は、CPUがIntel Atom 330(1.60GHz)、チップセットがIntel 945GC Express+ICH7、グラフィックス機能はチップセット内蔵のIntel GMA950を利用する。オンボード機能はギガビットLAN、5.1chサウンドなど。メモリスロットはDDR2 SDRAMスロット×1(PC2-4200対応、最大2GB)。ストレージインタフェースはUltraATA/100×1、SATA×2、拡張ベイは2.5インチ×1、スリムODD×1。本体サイズは185(W)×250(D)×70(H)mm。

また、メモリやHDD、光学ドライブ、OSなどをあらかじめ組み込んだ完成品PC「X2700DB PC」も同社直販サイトにて先行予約受付中だ。こちらの価格は42,800円から。