半導体ベンダの米Integrated Device Technology(IDT)は10月24日、PCI Express(PCIe)2.0規格に対応したインターコネクトスイッチ5製品を発表した。すでにサンプル出荷を開始しており、2009年上半期中の量産を予定している。
5製品は、コントロールプレーンはアプリケーションに対応する2製品(16ポートで22レーンもしくは34レーン)と1ポートに対し複数のレーンを対応させデータプレーンやサービスプレーンに対応する3製品(8/12/16ポートでそれぞれ32/48/64レーン)となっている。
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IDTのSr.Director of Marketing,Serial Switching DivisionであるKam Eshghi氏 |
いずれの製品もPCIe規格に準拠したマルチルートのサポートを実現している。これにより、「物理的な1つのスイッチを複数の論理スイッチに分けることが可能となる。しかも、それぞれを独立したスイッチとして扱え、どのパーティションにも割り当てることが可能」(IDT Sr.Director of Marketing,Serial Switching DivisionのKam Eshghi氏)という。
また、I/Oの負荷状況に応じて動的にI/Oの割り当てを変更することが可能だ。負荷状況の監視はソフトウェアが自動で行い、他のポートに影響を与えることなく変更を加えることができる。
さらに、フェイルオーバー機能をサポートすることで、例えばあるルートが落ちた場合でも、動的に落ちたルートの先のI/Oを他のルートに、システムに負担がかからないようにマッピングすることができる。
このほか、独自アーキテクチャによるマルチキャストのサポートを実現。従来のPCIeでは、例えば1つのCPUから複数のNPUにデータを送信する場合、それぞれ別々のトランザクションが必要であった。同機能を用いることで、1回のトランザクションで複数のポートに対しデータを送ることが可能となり、システムリソースの利用効率を向上させることが可能となる。
Kam Eshghi氏は、「この5つの新製品を投入することにより、プリンタやサーバ、ワークステーションなど、要求殿高いアプリケーションに向けそれぞれ最適化されたPCI Expressのソリューションを35以上提供できるようになった」としており、2009年にはPCIeスイッチ市場で50%のシェア獲得を目指すとしている。
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