マカフィーは22日、企業向けウィルス対策製品「McAfee VirusScan Enterprise」シリーズの新製品として、仮想環境に特化した「McAfee VirusScan Enterprise for Offline Virtual Images」を発表した。また、SAP NetWeaverプラットフォームに対応した「McAfee VirusScan Enterprise for SAP NetWeaver」と「McAfee VirusScan Enterprise for Storage」が2009年に日本市場に投入されることも明らかにされた。

McAfee VirusScan Enterprise for Offline Virtual Imagesは、使用されていない間に修正プログラムが適用されないことで、最新の状態ではなくなる可能性があるオフラインの仮想イメージの安全性を確保するもの。オフラインの仮想イメージに対して、自動的に的的な定義ファイルの更新、スキャニング、修正を実施する。

McAfee VirusScan Enterprise for SAP NetWeaverは、SAPアプリケーションへのマルウェア侵入を防ぐことでビジネスの継続性を確保するもので、McAfee VirusScan Enterprise for Storageは、ウィルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェア、ボットネット、ルートキットといったマルウェアに感染したファイルがストレージデバイスに届く前にスキャンと駆除を行うもの。