ASUSTeK Computerは21日、同社のミニノート「Eee PC」シリーズでは初となるハードディスクモデルとして、「Eee PC 1000H-X」を発表した。価格はオープンだが、予想実売価格は6万円前後。発売は10月25日。

「Eee PC 1000H-X」。左がファインエボニー、右がパールホワイト

Eee PC 1000H-Xは、Eee PCシリーズの中でもっとも大きいサイズとなる10型ワイドWSVGA(1,024×600ドット)液晶と、160GB容量のHDDを搭載したミニノートパソコン。フルサイズキーボードの92%のサイズを確保したという大型キーボードを採用し、使いやすさにこだわっている。

主な仕様は、CPUがIntel Atom N270(1.60GHz)、メモリが1GB。グラフィックス機能はチップセット内蔵のものを利用する。その他の機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10Base-T/100Base-TX LAN、Bluetooth Version 2.0+EDR、130万画素Webカメラ、SDHC/SD/MMCカードスロットなど。Windows XP Home Edition SP3とSun Microsystems StarSuite 8がプリインストールされているほか、無料WebストレージサービスEee Storageが10GB分利用できる。

本体サイズは266(W)×191.2(D)×28.5(H)mm、重量は約1.45kg。バッテリ駆動時間は約6.9時間。カラーはパールホワイトとファインエボニーの2色展開となっている。