クォークジャパンはこのほど、同社のレイアウトソフト「QuarkXPress 8」のアップデータ「QuarkXPress 8.01」をリリースした。このアップデータによって、旧バージョンとの互換性向上などが実現するとのこと。

「QuarkXPress 8」パッケージ

今回のアップデータの特徴は2点。まず旧バージョンユーザーの要求に応え、「QuarkXPress 4」および「QuarkXPress 6」のファイル移行に伴う文字組の互換性の向上を実現。これにより旧バージョンからファイル移行が容易になったという。もう1点は、Illustratorファイル、並びにPDFファイル内の日本語スポットカラー名が正確に表示されない問題や、アイテム検索置換結果ダイアログの表示などの不具合を改善。このほか、見やすさと使いやすさを備えた新しいヘルプメニューを搭載し、「目次」「索引」「検索」メニューから簡単に目当の項目にアクセスできるようになったとしている。

「QuarkXPress 8」操作画面

また、同社は今回のアップデータに合わせて「QuarkXPress 8」出力に対応した出力サービスパートナーリストを公開。従来より数やエリアを拡大したという。このほか大日本スクリーン製造より同ソフトに対応する「TrueflowSE Ver.5/6」及び「Trueflow3 Ver.4」に対応するパッチがリリースされたほか、エル・シー・エスより、同ソフト対応のエクステンション「Base&Box5.0」が発売されている。