安定性・速度・セキュリティのバランスを図ったLunascape4.8正式版リリース

Lunascapeは20日、タブブラウザ「Lunascape4.8」の正式版のリリースを開始した。同社Webサイトからダウンロード可能である。

リリースされたLunascape4.8正式版では、前バージョン(4.7.4)での不具合修正を行ったほか、Lunascape5.0α(評価版)での高速化が加えられた。また、ブラウザの強制終了を回避する「クラッシュ防止機能」を搭載し、問題が発生した場合、ダイアログで考えられる要因を示し、ダイアログを閉じることで継続ブラウジングが可能となる。

従来からのログインパスワードの暗号化、アドレスバーの入力履歴や個人情報のブラウザ終了時の自動削除に加え、セキュリティ強化が図られたGecko 1.9.0.2の搭載により、さらにセキュリティの向上が図られ、安定性、速度、セキュリティのバランスが図られた。

同社によるとLunascape4シリーズは、単体で延べ200万回のダウンロード実績がありLunascapeシリーズで最も使われているブラウザとなる。Lunascape4.8正式版は、その完成形になるという。