韓LG Display(以下、LGD)は、2008年第3四半期の実績を発表した。
LGDの第3四半期の売上額は3兆8,610億ウォン(約3,163億8,965万4,500円/1円=0.0819ウォン)、営業利益は2,536億ウォン(約207億8,125万2,600円)、純利益は2,950億ウォン(約241億7,377万6,800円)だった。
売上額は前期の4兆2,113億ウォン(約3,450億9,501万2,300円)より8%、前年同期の3兆9,531億ウォン(約3,234億5,862万9,600円)より2%減少、営業利益は、前期の8,892億ウォン(約727億5,794万4,320円)より71%、前年同期の6,931億ウォン(約567億1,224万9,300円)より63%減少している。
営業利益率は7%で、前期の21%と比べ大幅に減らしている。売上高や営業利益などの減少の理由として同社では「世界の景気の鈍化に伴う、IT用LCDパネルの需要減少」「LCDパネルの価格下落」など、「世界LCDパネル市場の状況が悪化した」(LGD)点を挙げている。
LGDではまた、2008年の累積営業利益が2兆239億ウォン(約1,656億368万8,400円)になったとも発表している。これは2004年に記録した、最高累積値の1兆7,284億ウォン(約1,414億2,468万9,100円)を大きく上回る数値となるほか、初めて年間の営業利益の累積額が2兆ウォン以上を記録したことになるという。
LGDによると、LCDの平均販売価格は現時点で22%ほど下落しているという。こうした厳しい状況を考えた場合、今回の実績は憂慮していたよりは良かったという見方が多い。同社では「7%の原価節減に成功し、2008年7月末からは約10%程度の減産を通じて、徹底した在庫管理を行った」と述べている。またIT用LCDパネルの代わりに、テレビ用LCDパネルの出荷量を増やした製品面における戦略も功を奏した。「憂慮していたよりは良かった」今回の実績は、こうした努力の成果があったものとみられる。
同社では「今後も市場状況の変化に柔軟に対処する基礎を維持し、生産量と在庫水準を効率的に管理していくつもり」と述べている。
一方、製品出荷量は、前期比で12%増の367万平方メートルを記録している。また売上額基準での販売比重は、テレビ用LCDパネルが51%、デスクトップモニター用パネルが22%、ノートPC用パネルが22%、中・小型アプリケーション用パネルが5%を占めている。テレビ用パネルが増加した半面、デスクトップモニターおよびノートPC用パネルなどは減少している。
LGDでは第4四半期には、面積基準の出荷量が、第3四半期に比べ10%台の前-中盤程度に拡大されると予測している。また1平方メートル当たりの売上額の原価節減率は、1桁台後半と見ている。いずれにしても厳しい状況は続くと考えており、それだけに現在の黒字経営を維持する、徹底した経営戦略をとっていくようだ。
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