米Googleは10月8日 (現地時間)、Webベースのオンラインゲームを対象にした広告サービス「AdSense for Games (ベータ)」を発表した。同社は2007年3月に、ゲーム内広告のAdscape Mediaを買収している。Adscapeはゲームのストーリーやプロットと連動した広告を動的に配信する技術を提供していた。それがAdSense for Gamesに使われている。

comScoreのレポートによると、世界規模でインターネットユーザーの25%以上が毎週オンラインゲームをプレイしている。その数は2億人を超え、年間およそ17%の成長率で増加しているという。AdSense for Gamesは、そのような成長著しいオンラインゲームユーザーを広告ターゲットにすることで、広告主に対して新たなオーディエンスを開拓し、ゲーム開発者やパブリッシャーに新たな収入源を作り出す。

AdSense for Gamesは、動画を使ったゲーム内広告、キーワードやタグによるコンテクシュチュアル・ターゲッティングをベースにした画像またはテキストの広告を配信する。例えば広告主がAdSense for Gamesを使って、特定のスポーツイベントのコンテンツに連動してゲーム内にロゴを配置することで、より関連性の高いオーディエンスにリーチできる。料金モデルは、インプレッション(cost-per-impression)またはクリック(cost-per-click)ベースの選択が可能。広告収益はGoogleとゲーム開発者またはパブリッシャーに配分される。

ゲームキャラクタが下ろしたスクリーンにEsuranceのビデオ広告

現在ベータ段階のAdSense for Gamesを利用できるのは米国における条件を満たしたパートナーに限られている。例えば現時点でパブリッシャーがパートナーとなる条件は、トラフィックの80%以上が米国もしくは英国からで、1日のゲームプレイ数が500,000回以上。パートナーとして、コナミ、Playfish、Zynga、Demand Media、Mochi Mediaなどが参加しているほか、Esurance、Sprint、Sony Picturesなどが広告主となっている。