フリーなMS.NET互換環境「Mono 2.0」がリリース

Monoプロジェクトは6日、Microsoft .NET互換の開発フレームワーク / ランタイム環境「Mono 2.0」をリリースした。Linuxなど各種プラットフォーム向けにビルドできるソースコードのほか、WindowsとMac OS X、Linux用のバイナリパッケージがWebサイト経由でダウンロードできる。

今回のリリースは、2004年7月公開のバージョン1.0以来となるメジャーアップデート。コンパイラにはLINQ (統合言語クエリ) をフルサポートしたC# 3.0、およびVisual Basic 8を搭載。標準装備のAPI群もアップデート、GTK+のC#移植版「GTK# 2.12」や2D描画エンジン「Cairo」、DBエンジン「SQLite」が整備された。PostgresSQLやDB2、Oracle、Sybase、SQL Serverなど、サードパーティー製DBエンジン用APIも収録されている。

MS .NETの主要なGUIフレームワーク「Windows.Forms 2.0」対応のAPIも収録。ToolStripやMenuStripコントロール互換機能の実装が完了し、純正のMS .NETに近い操作性を実現した。スプレッドシート風インターフェイスを提供する「DataGridView」、MozillaのGeckoエンジンを搭載したWebブラウジング機能も提供される。MS .NETを使用するWindows向けの多機能なペイントソフト「Paint.net」も、完全ではないものの、Mono 2.0環境での動作が確認されている。



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