カプコンは4日、2009年3月12日のリリースが予定されているプレイステーション 3およびXbox 360向け"サバイバルホラー"ゲーム『バイオハザード5』の登場キャラクター"アルバート・ウェスカー"と"エクセラ・ギオネ"のほか、新システムを公開した。

アルバート・ウェスカー

エクセラ・ギオネ

ラクーン事件の後、アンブレラの崩壊により生物兵器はテロリストたちの手に渡り、世界にはバイオテロが蔓延した。責任問題を恐れた製薬企業連盟は、バイオテロ部隊「B.S.A.A.」を組織、鎮圧活動を行う。洋館事件から10年後、主人公クリス・レッドフィールドがバイオテロの脅威にさらされた灼熱の大地、アフリカでシリーズ最大の恐怖に遭遇する……というのが『バイオハザード5』のストーリー。

今作ではシリーズ初のオンラインCo-Op(協力プレイ)などを搭載し進化。テーマは「絆」と「恐怖」となっている。プレイヤーを待ち受ける数々の恐怖を、新たな相棒シェバ・アローマと共に助け合い道を切り開き、生き延びることが目的だ。

<プロローグ>
アフリカの大地に伸びる道を行く一台の車。やがて車はキジュジュ自治区内の近くに停車し、一人の男が降り立った。クリス・レッドフィールドである。クリスが辺りを見回していると、女性が近づいてきた。
「ようこそアフリカへ、シェバ・アローマよ」
差し出された手を握り返し、クリスは今回の作戦でも相棒がいることを知る。
多くの任務をこなす中、失った仲間も少なくない。この世界は命をかけてまで守る価値があるのだろうか? その自問に、今はまだ答えはない。だが、クリスにはこれだけは分かっていた。
俺にはやらなければならないことがある。

アルバート・ウェスカー(Albert Wesker)

S.T.A.R.S.の元隊長で、クリスとは因縁浅からぬ間柄。自身の利益のためにS.T.A.R.S.を利用し、通称「洋館事件」を計画。洋館事件の後は身を隠し、数々の事件で黒幕として暗躍していた。ロックフォート島でクリスと再開したときには、ウィルスの影響で超人的な身体能力を得ており、クリスを翻弄する。今回の事件への直接の関与はまだ確認されていないが、裏で何らかのつながりがあるのは間違いないと思われる。

「神か…なるほど、俺が引き継ごう」

エクセラ・ギオネ(Excella Gionne)

製薬企業「トライセル」のアフリカ支社社長。プライドが高く高飛車な性格だが、創業者一族出身である血筋の確かさと、その華麗な容姿に引けを取らない才能、そしてウェスカーにより与えられた数々のウィルスの情報を武器に、トライセル内部での地位を築く、謎の女性。

「あなたにはパートナーが必要よ。私にはその資格がある…でしょ?」

協力(Co-Op)プレイ

『バイオハザード5』では、相棒と力を合わせて数々の難局を乗り切る協力プレイがゲームデザインに採用されているという。ストーリーモード全編でプレイヤーはクリスを操作し、AIで行動するNPCシェバとの協力プレイで進行。さらに、オンラインではゲーム全編でいつでも協力(Co-Op)プレイが可能となり、気の合う友人から見知らぬ外国人ともいつでも誰とでもCo-Opプレイを楽しむことが可能となっている。

届かないハシゴも二人で協力すれば!

世界中のプレイヤーと協力することができる

チームプレイが困難を解決していく

心強い相棒とクリアを目指そう

相棒の死は自分の死に直結するため、力を合わせて生き延びる必要がある。それが、他のゲームにはない『バイオハザード5』ならではの二人の距離感となり、周囲からのプレッシャーがその「絆」をより強めるという。

ゲームタイトル バイオハザード5
対応機種 プレイステーション 3
Xbox 360
ジャンル サバイバルホラー
発売予定日 2009年3月12日
価格 未定
CEROレーティング 審査予定
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※画面写真はすべて開発中のものです。