米大統領選の民主党候補バラク・オバマ氏の公式iPhoneアプリ「Obama '08」が登場した。Obama for Americaが提供するフリーアプリで、iTunes StoreのApp Storeから入手できる。
Obama '08は支援者の活動をサポートする選挙キャンペーンツールだ。メイン機能は「Call Friends」。電話を使った支援活動で、iPhone内のコンタクトと連係して連絡状況を記録できる。例えば、不在でメッセージを残したならば、そのコンタクトのステータスを「Left message」に変える。オバマ候補支持に関心を持っている感触ならば「Considering Obama」に変えておく。するとコンタクトリストを一覧するだけで、優先的に連絡すべきコンタクトが一目で分かる。支援者がCall Friendsを通じてかけた電話件数は自動的に集計される。「Call Stats」を見ると、ユーザーがかけた電話件数、全米規模の電話件数、現在電話をかけている人の数などを確認できる。
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Obama '08。画面下部分に「投票日まであと33日」 |
Call Friends。コンタクトに連絡した時の様子をステータスとして記録 |
Call Stats機能。現在567人の支援者がCall Friendsを使って電話中 |
このほか、iPhone/ iPod touchのロケーション機能から地域のキャンペーンオフィスの場所を探す「Get Involved」、テキストメッセージまたは電子メールで最新のニュースや発表を受け取る「Receive Updates」、キャンペーンニュースをブラウズできる「News」、ローカルイベント情報を取得・共有する「Local Events」、キャンペーン関連のビデオや写真をまとめた「Media」などが用意されている。
前回2004年の大統領選では電子メールやブログを活用した候補者が躍進し、今年の予備選ではFacebookやMySpaceが活用された。以前は候補者と支援者や有権者を直接結びつけるのがインターネットの主な活用方法だったが、今日では支援者の活発な活動をサポートするツールとしての役割が重視されている。Call FriendsとCall Statsをメイン機能とするObama '08もその1つと言える。
民主党候補を選ぶ予備選においてオバマ候補はニューメディア戦略を展開し、ソーシャルメディアを通じて同候補に対する理解を深めてもらった。さらに同候補に共感する支援者がそれぞれに活動する場としてソーシャルネットワーキング・ツールを用意し、支援者の輪を拡げてきた。それが同候補に大量の小口寄付を集まり、民主党予備選を勝ち抜く原動力となった。
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