Open Handset Allianceは23日 (米国時間)、Googleが推進する携帯プラットフォームAndroidのソフトウェア開発キット「Android 1.0 SDK Release 1」を正式公開した。WindowsとMac OS X (Intel)、Linux (i386) に対応したバイナリパッケージは、AndroidのWebサイトから無償ダウンロードできる。

今回のリリースは、Android端末「T-Mobile G1」の発表にあわせ公開された正式版。8月に公開されたβ0.9から大きな変更はないが、不具合が多数修正されたほか、Wi-Fi接続がサポートされた。EclipseでAndroidの開発を行うためのADTプラグインがv0.8.0に更新され、データベースエンジンのSQLiteが全プラットフォームのSDKパッケージに収録されるなどの変更も加えられている。

Android 1.0 SDKで開発されたアプリケーションは、Android 1.0プラットフォームを採用した端末における互換性が確保される。