ロームは、創立50周年を機にブランドロゴを変更することを決定した。新しいブランドロゴとなる「ROHM SEMICONDUCTOR」は、2009年1月1日より運用が開始される予定で、製品の標印をはじめ、社員の名刺、各種のPR物のすべてが新しいブランドロゴへと変更される。

現在のブランドロゴは1979年に制定されたもの。世界的なメジャープレーヤを目指すためには、「半導体のローム」というブランドイメージをグローバルに発信する必要があったことから、今回のロゴ変更となった。

左が現行(1979年1月1日より適用)のもので、右が2009年1月1日より適用されるブランドロゴ

新しいロゴのデザインコンセプトは、「The promise of reliability and high quality(信頼と高品質の約束)」で、これまで「品質第一」を掲げてきた同社の企業目的を再確認するとともに、社外に積極的にPRしていこうというもの。

この新コンセプトに基づいて決定された新たなブランドロゴは以下の3点を表現しているという。

  1. 「ROHM オリジナルフォント」(しなやかで安定感のある企業姿勢を表現)
  2. 「ROHM ベンチャーレッド」(ベンチャー精神のDNAを表現)
  3. 「ROHM SQUARE」(半導体の外形をイメージし、新しく開始予定の標印とも連動)

なお、同社ではブランドステートメントとして、「Innovations Embedded」を掲げ、創業以来の技術開発型の企業姿勢を明確に打ち出していくとしている。