【今日のTips】URLから多彩なグラフを生成できる『Google Chart API』

    赤坂玲音  [2008/09/18]

    Webアプリケーションやブログなどで、データ表をグラフで見せたいと思うことはないでしょうか。しかし、そのために画像を動的に生成するサーバー側のスクリプトを書いたり、画像編集ソフトウェアなどでグラフを作ってアップロードするといった作業は面倒です。そこで今回は、いくつかの数値データからグラフを作成してくれるGoogleのサービス『Google Chart API』をご紹介します。

    Google Chart APIは、サンプルとなる数値データをパラメータに指定した要求からグラフを生成し、画像ファイルとして結果を返すという純然たるWebサービスです。このサービスは、誰でも自由に呼び出すことができ、回数制限などもありません。URLに指定したパラメータからグラフを生成するため、APIの呼び出しに煩雑な手続きも不要です。例えば、以下のようなURLからグラフを画像ファイルとして取得できます。

    http://chart.apis.google.com/chart?cht=lc&chd=t:10,50,30,70,80,60&chs=400x300

    Google Chart APIで作られたグラフ(上記URLから取得したもの)

    URLを直接ブログなどに張り付けてグラフを表示することも可能ですし、他のWebサービスと組み合わせて利用することも可能です。表現力の乏しいガジェットやウィジェットと呼ばれるようなツールから利用するという使い方も考えられます。

    Google Chart APIの呼び出しは、必ず次のURLから始まります。

    http://chart.apis.google.com/chart?
    

    このアドレスに加えて、グラフを生成するためのパラメータを追加します。パラメータを細かく指定することで、かなり自由に生成されるグラフを設定できます。画像ファイルのサイズやグラフの種類、色や棒線などの幅、表示するテキストなど、かなり高い表現力をもっています。

    最低限必要なパラメータは、グラフの種類を表す「cht」、グラフのデータを表す「chd」、そしてグラフのサイズを表す「chs」の3つです。たとえば、次のようなURLになります。

    http://chart.apis.google.com/chart?cht=グラフの種類&chd=データ列&chs=サイズ
    

    データなどの詳しい書式は Googleのデベロッパーガイドを参照してください。プログラミングの知識がなくても、だれでも簡単に動的なグラフを作れるので、ぜひ挑戦することをオススメします。JavaScriptなどを使ってデータから動的にURLを作り出せば、より面白いものが作れそうです。

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