20代前半女性の約半数が自動車に興味なし--若年層で顕著な「自動車離れ」

    原田のぞみ  [2008/09/09]

    リサーチTV 」を展開するネットエイジアがこのほど実施した「自動車に関する調査」で、20代の男女で「自動車離れ」の傾向が顕著なことが明らかになった。特に20代前半女性の約半数が「自動車に興味なし」と回答した。

    同調査は8月13日~8月19日の期間で、20歳~59歳の男女1,600人を対象に行われた。自動車に興味を持った時期について、世代や性別間での差異を調べたところ、「自動車に興味を持ったことがない」と回答した割合が、男性では20代前半で26.3%、20代後半で25.6%。女性では20代前半で45.0%、20代後半では33.1%との結果となり、近年言われている「若年層の自動車離れ」を如実に表す結果となった。

    自動車に興味を持った時期について(男性n=800)

    自動車に興味を持った時期について(女性n=800)

    自動車に興味を持った具体的な時期については、男性の場合は「小学1年~小学3年生の頃」からコンスタントに増えていき「社会人になる頃」までに約8割を超えた。一方女性も「高校生の頃」から徐々に興味を持ち始め、社会人になると7割近くが興味を持つようになることが分かった。さらに特徴的な傾向として男性の30代以上では「小学生の頃」に興味を持ち始める人が、他の時期を上回る結果となった。同社では「自動車が日本市場に広がり始めた時期とリンクしている」と分析している。

    男性と女性で共通して値が高かった自動車への興味のきっかけは、「父親の影響」と「友人の影響」。「父親の影響」は男女ともに19.5%で、「友人の影響」は男性22.6%、女性32.6%で高い割合となった。そのほかのきっかけとしては男性が「F1などのスポーツカーがきっかけ」(20.4%)、「テレビや映画がきっかけ」(13.4%)などが挙がり、視覚的な影響が大きいようだ。女性では「その他の人の影響」(20.1%)も多く、「人」を介した影響が強いようだ。

    自動車に興味を持ったきっかけについて(男性n=651、女性n=528)

    自動車を購入する際の最も重視するポイントは、全体で「価格」が23.8%でトップ。続いて「安全性・品質」が21.7%、「デザイン」が17.6%となった。自動車の排出ガスによる環境問題も深刻化しているが、「環境への配慮」を最も重視するのは全体の1.4%という結果となった。

    自動車購入時の最重視ポイント(n=1,426)

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