第93回二科展開幕! 触って鑑賞するポスターや彫刻などお楽しみ要素も満載

      [2008/09/03]

    日本最大級の美術公募展「第93回二科展」が3日、東京六本木の国立新美術館にて開幕した。

    第93回二科展の会場風景

    二科会は1914年に結成された国内有数の歴史ある美術公募団体。その研鑽を通じて多くの作家を輩出し続けているという。国立新美術館に会場を移して2回目となる今回は、絵画・彫刻・デザイン・写真の4部門計22,000点の応募に対し、約2,100点が入選した。

    絵画部・総理大臣賞を受賞した川内悟氏の「海潮音」。1階に展示

    彫刻部。内部には様々な趣向の凝らされた彫刻が並ぶ。二科賞は該当者なし。優秀作家を出品者中より選出してローマに派遣するというローマ賞には、津田裕子氏の「明日」が選ばれた

    会場内のデザイン部C部門では、筑波技術大学の協力を得て、手に触れて鑑賞できるよう立体化されたポスター作品や、触れると音がなる仕組みのポスターが展示されるコーナーを用意。また、1階絵画部16室にて「日本ベトナム外交関係樹立35周年記念 ベトナムの現代絵画」として、ベトナム国内はもとより、アメリカ、フランス、イギリスなど世界各国で活躍するベトナム美術協会所属の作家などによる絵画を展示している。

    手に触れて鑑賞できるコーナー

    二科会彫刻部会員による彫刻も触ることができる貴重な機会

    会期中の毎週金曜日18時からは「金曜ナイトミュージアム&ミニコンサート」を開催。5日にはカテリーナ古楽合奏団、12日にはマリンバを中心に南国音楽を演奏するユニット「マリンバ・トロピカーナ」が出演(いずれも18時より)する。また、7日13時30分~15時に各部門会場にてギャラリートークも実施されるなど、二科展の応募者ならずとも楽しめる要素が盛りだくさんだ。同展覧会を主催する二科会は「出展数・応募数ともに増えている。また受賞者の作品を分かりやすい場所に配置するなど見やすさにも配慮した」と話している。

    開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。金曜日は10時~20時(野外展示を除く)。なお9月9日は休館。入場料(当日券)は一般1,000円、大学生・高校生800円、小中学生400円。

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