沖電気工業(OKI)は1日、ネットワーク機器市場向けに省電力ながらギガビット通信を実現するネットワークプロセッサ「ML7240」を開発したことを発表した。即日サンプル出荷を開始する。サンプル価格は5,000円。量産出荷は2009年3月を予定している。

ネットワークプロセッサ「ML7240」

同製品は90nmプロセスを採用し、最大400MHz動作のIPプロトコルエンジンによるネットワーク処理が可能なため、安定した1Gbpsの実通信速度を実現することが可能だ。また、IPsec、QoSのアクセラレータを内蔵することにより、通信速度を落とすことなく高セキュリティならびに高品質な通信を可能としている。さらに、独自のDSPを使用した音声エンジンによるVoIP機能も搭載している。

これら各種エンジンならびにアクセラレータに処理を分散させることにより、CPUの負荷を低減することが可能となる。その結果、通常動作時の消費電力を1.5W(Typ.)に抑えることができ、ヒートシンクレスでの機器構築が可能となる。

同社では、ネットワーク機器を構築するために必要なドライバ、ミドルウェアなどの各種ソフトウェアの提供も行っていくとするなど、同製品を適用する機器の開発期間短縮の実現に向けた取り組みを進めていくとしている。