沖電気工業は、通信事業を会社分割により分社し、10月1日に「株式会社OKIネットワークス」を設立すると発表した。これにより、変化の激しいネットワーク市場においてグローバルに戦える商品の開発を強化し、通信事業の拡大を図るという。

沖電気工業では、新会社設立の理由を「グローバルに急速かつ激しく変化するネットワーク市場における競争を勝ち抜き、OKIの通信事業の更なる成長を実現するため、経営の自由度を高め、環境変化に迅速かつタイムリーに対応できる事業体制を構築するため」としており、今後はNGNをベースとしてシームレスに連携する通信キャリアネットワークと企業ネットワークにより実現する高度なサービスの提供をめざすという。

また、IPで音声や映像を実現する「eおと」「eえいぞう」などを強みに、グローバル市場を視野に入れた商品を創出し、通信事業の拡大を図るという。

新会社の概要は以下の通り。

会社名 株式会社OKIネットワークス(英文名称:OKI Networks Co., Ltd.)
本社所在地 東京都港区芝浦四丁目10番16号
設立年月日 2008年10月1日
資本金 490百万円(沖電気工業株式会社 100%)
代表者 代表取締役社長 来住 晶介(きし まさすけ)
従業員数 約650名
事業内容 通信事業分野のマーケティング、商品(プロダクト、SI/サービス)の企画・開発及び販売