NTTドコモは、月額定額料が利用量に応じて変動する新たなパケット定額サービスの提供を開始する。新たに導入するのは、iモード向けの「パケ・ホーダイ ダブル」とスマートフォン向けの「Biz・ホーダイ ダブル」2種類。9月26日より約受付開始し、10月1日よりサービスを開始する。

「パケ・ホーダイ ダブル」は、最低1,029円の月額定額料で利用できる段階制のデータ通信サービス。12,250パケットまでは定額1,029円で利用でき、12,250パケット以上の通信は1パケットあたり0.084円が課金される。iモードのみ利用した場合の上限は4,410円(52,500パケット以上)、iモードフルブラウザ利用した場合の上限額は5,985円(71,250パケット以上)となる。

なお、携帯電話をモデムとして使用し、PCと接続してパケット通信を行った場合は、上限額対象外となり、71,250パケット以上1パケットあたり0.021円が無制限で課金される。また、国際ローミング中のパケット通信(iモード通信含む)には、パケ・ホーダイ ダブルの料金体系は適用されない。

パケ・ホーダイ ダブルの料金イメージ

Biz・ホーダイ ダブルは、スマートフォン向けパケット定額サービス。パケ・ホーダイ ダブルと同様に、12,250パケットまで1,029円の定額で利用できる。12,250パケット以上の通信は1パケットあたり0.084円が課金される。上限金額は5,985円で、71,250パケット以上の利用に適用される。なお、上限金額は、Biz・ホーダイ定額用アクセスポイントを利用した国内のFOMAパケット通信(iモード以外)に適用され、PCに接続しモデムとして利用した場合は上限額の対象外となる。

Biz・ホーダイ ダブルの料金イメージ

Biz・ホーダイ ダブルを利用できるプロバイダは「mopera U」のみで、「Uスタンダードプラン」もしくは「Uライトプラン」の契約が必要(2008年8月25日現在)。対応機種は、F1100、HT1100、hTc Z、M1000で、同プランの契約完了後、別途端末設定をすることで利用できる。

既存プラン「パケ・ホーダイ」「パケ・ホーダイフル」「Biz・ホーダイ」、パケット割引サービス「パケットパック10」「パケットパック30」の新規受付は12月31日で終了となる。