Firebug - web development evolved

25日(米国時間)、Firebugの最新版となるFirebug 1.2が公開された。Firebug :: Firefox Add-onsにおいてダウンロードできる。FirebugはFirefoxエクステンションとして開発されたWebサイト/アプリケーション開発支援ツール。Webデザインの調整からJavaScript開発やロード時間分析まで幅広く活用できる有益なツールだ。

Firebugは有益なWebサイト/アプリケーション開発ツールとして高い人気を誇っているが、1.2の開発は長い間ベータ扱いのままで正式版としてはリリースされてこなかった。今回正式版として公開されたことで、1.2以前のバージョンを使ってきた開発者やデザイナには1.2へのアップグレードが推奨されることになる。

Firebug 1.2 - 動作対象はFirefox 3およびFirefox 2

Firebug 1.2はFirefox 3に正式対応したほか、作業で重要になるJavaScriptデバッギング・ネットワークモニタリング・コンソールロギングのパフォーマンス改善とバグ修正、コンソールパネルにおけるセキュリティの向上、コンソールパネルのデフォルトUI設定の変更が実施されている。

コンソールで有効にする機能を設定できるようになった

デフォルトで機能を有効にせずに選択できるようにしたのは、これら機能がサイトに対して負荷を強いるものであるということと、Firefoxに対しても負荷を強いるものであるという理由がある。JavaScriptデバッグ機能やネットワークモニタリング機能はそのウィンドウやタブのみならずFirefox全体の動作を遅くする。そのため機能の有効無効が設定できるようになった。

1.2リリースあとはバグ対処の目的で近いうちにマイナーリリースが実施される。1.3は特にパフォーマンスの向上を目的として作業が行われる見通しだ。Firefox 3.1に対応機能が追加されれば、Firebugの機能向上やパフォーマンス向上を実現しつつ、全体としてのオーバーヘッド削減が実現されることになるだろう。

Firebugの開発を支援するグループFirebug Working Groupが組織されてからFirebugの開発が以前にもまして活発なものになってきた。特に主要ターゲットであるFirefoxがFirebugへの対応を表明したことで、今後さらなる発展が期待できる。1.3はアーキテクチャやAPIが変更になる可能性が高い。現状のFirebugを更新するには1.2およびそのあとのバグ修正目的マイナーリリースが適切だ。Firebugを使っている場合には1.2への更新を検討されたい。