ゲームの国際団体設立へ大きく前進 - 国際eスポーツ連盟の協約式が開催

オンラインゲームが大変盛んな韓国。プロ選手も多数存在しており、その試合はケーブルテレビのゲーム専用チャンネルなどでよく放送されている。彼らは通常、企業などがスポンサーについた「ゲーム団」に所属しており、こうした選手たちがお互いに競い合う競技を「eスポーツ」と呼んでいる。

韓国はオンラインゲームを1つの産業ととらえているため、選手だけでなくメーカーないし産業全体の育成に大変熱心だ。そんな韓国で、オンラインゲームを国際的に発展させるための動きがあった。

韓国eスポーツ協会(KeSPA)は、「国際eスポーツ連盟(International e-Sports Federation: IeSF)」を発足させるため、世界各国が参加して協約式を開催したと発表した。

協約式に参加したのは、ドイツ、オーストリア、デンマーク、オランダ、ベルギー、スイス、台湾、ベトナムといった9カ国のeスポーツ関連団体。9カ国と韓国は、eスポーツ連盟発足のためのMOU(Memorandum of Understanding)を締結している。さらに同日、中国と日本もオブザーバーとして参加した。両国は今後、eスポーツ連盟加入のための手続きを進める予定であるようだ。

KeSPAによると、今回IeSFに参加した国々はいずれも、各自でeスポーツ関連の団体を保有してはいるものの、これまでそれらが緊密に連携したり、国際的に活動することはなかったという。国際的な組織の必要性は既に2~3年前から叫ばれており、約1年ほど前から準備に入って今回の発足にこぎつけた。

IeSFは、eスポーツの選手や規定、大会、種目などに関する国際的な標準を設定したり、メーカーや各種大会関連機関同士の交流を進めることで、eスポーツの発展などを主要任務としている。

同連盟の会長や詳細な規定などを含む定款などは、11月に韓国で開催される総会にて決定する予定だ。この時、韓国にIeSF事務局を設立する予定もある。

11月といえば毎年、韓国最大のゲーム展示会「G STAR」が行われているが、2008年はこれと同期間に「世界eスポーツ大会(IeSF Invitational)」を開催。この大会を今後IeSFの公式eスポーツ大会として拡大していく目論見でもある。

ゲームの質向上やゲーム人口増加で、eスポーツへの関心も高まりつつある今、国際的な組織の役割は大きいと言える。



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