箱根登山バスは9月1日より、観光施設を結ぶ路線に新型バス「Skylight(スカイライト)」を2両導入し、運行を開始する。

「Skylight」は、英語で"天窓"という意味。その名の通りバス「Skylight」には天窓が設置されており、横からの景色はもちろん、箱根の空模様なども楽しむことが可能だ。

外観は、バスそのものを「観光資源」と捉え、温泉街の箱根にふさわしいようなレトロモダンの雰囲気を演出したものとなっている。車両は、ダークブルーとワインレッド各1両ずつが用意されており、格調高く、落ち着きのあるデザインを考慮して選定したとしている。2010年にはダークグリーン色の車両を1両追加し、計3両で運行していく予定だ。

新型バス「Skylight」イメージ画像

また今回の導入により同日1日に、従来の路線名称だった「箱根施設めぐりバス」を「観光施設めぐりバス」へ名称変更する。変更の理由としては、箱根の観光施設を巡るバスであることを明確にアピールするためと述べている。

運行区間は、小涌園から御殿場方面を周遊。主な沿線観光施設は、箱根小涌園ユネッサンや彫刻の森美術館、強羅公園、箱根湿生花園、御殿場プレミアム・アウトレットなど。なお「Skylight」への乗車は、通常料金となる。