iPhone 3Gのファームウェアが「2.0.1」にバージョンアップ

Appleは4日 (米国時間)、iPhone / iPhone 3G用ファームウェアアップデータ「iPhone 2.0.1 ソフトウェア・アップデート」の配布を開始した。ファイルサイズは約249MB、パッケージの配布はiTunes経由で行われる。本アップデータの適用により、システムのバージョンは2.0 (5A347) から2.0.1 (5B108) へと更新される。

今回のファームウェアアップデートは、公式には「不具合の修正」以外の説明が行われていない。アップデートはシステム全体を更新するため、Webブラウザ「Safari」やメールクライアントの「メール」など付属のアプリケーションのほか、日本語を含む各種言語に対応したインプットメソッドなど、細部まで修正が施されている可能性がある。

なお、アップデート後のSafariが生成するユーザエージェントは、「Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU iPhone OS 2_0_1 like Mac OS X;ja-jp) AppleWebKit/525.18.1 (KHTML,like Gecko) Version/3.1.1 Mobile/5B108 Safari/525.20」で、WebKitとSafari本体のバージョン表記には変化がない。

AppleはiPod touch用のファームウェアアップデータ「iPod touch 2.0.1 ソフトウェア・アップデート」の配布も開始している。変更内容はiPhone同様に「不具合の修正」のみ、更新後のシステムのバージョンも2.0.1 (5B108)。