ビューエル(Buell)は、新型ツアラーモデル「ユリシーズ(Ulysses)XB12XT」をはじめ、5機種の2009年度モデルを本日より発売した。価格は「XB12XT」が127万5,000円、「ファイヤーボルト(Firebolt)XB12R」「ライトニング(Lightning)XB12Scg」「ライトニング XB12Ss」が123万2,500円、「ライトンング シティX XB9SX」が108万4,600円。いずれも2008年モデルからマイナス15%と、値下げされた。
ビューエルは、ハーレーダビッドソンのVツインエンジンを独自にチューニングし、オリジナルフレームに搭載したユニークなモーターサイクル。現在ラインナップしているのはすべて「XB」シリーズだが、XBはフレームがガソリンタンクを兼ねる「フューエルインフレーム」や、スイングアーム内に搭載されたオイルタンクなど、重心の集中化と構成部品点数の削減を特長にしている。
2009年モデル共通の変更点は、エンジン部分の構成部品をブラックアウト化し、強化型ドライブベルトを採用。ベルトドライブは張りの調整や定期的な注油などのメンテナンス、交換が不要になる。またエンジンをはじめ、フロントフォークやハンドルクランプなどをブラックアウト(一部モデルを除く)。カウリングやスクリーンなどのボディカラーを引き立て、外観をより引き締めるとしている。
「XB12R」「XB12Scg」「XB12Ss」はフロントブレーキを強化。6ポッドキャリパーから8ポッドにグレードアップした。また「XB12R」は2種類のコンパウンドにより耐久性とグリップ性を両立させたピレリ製タイヤ「ディアブロ コルサIII」を採用した。ニューモデルである「XB12XT」は、2008年の「XB12X」を発展させたもの。従来はオンロードとオフロードの両方を視野に入れていたが、よりオンロードを重視したツーリングモデルとなった。従来モデルはピレリ製のオン・オフタイヤ「スコーピオン シンク」を装備していたが、XB12XTでは「ディアブロ ストラーダ」を採用した。また、走行風による疲労を軽減するトールウインドスクリーン、冬場の走行を快適にするグリップヒーターなども装備された。
なお、2008年に発売されたレーシーなスタイルの「XB12STT」は、2009年モデルではラインナップしていない。価格については、販売台数の増加による生産コストの低下を追い風に、さらなる販売拡大を目指し、思い切った値下げを敢行したとのこと。現在、日本では年間約600台のビューエルが販売されている。
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