米IBM、ソフトウェアコードの"文法チェック"自動化ツールを発表

    Junya Suzuki  [2008/07/31]

    ソフトウェアにバグはつきものだが、稼働中のソフトウェアの修正にかかるコストは年間で何十億ドルにも上るという。多くの場合、これらソフトウェアのテストが行われるのは開発サイクルの後半になってからだが、もし早期の段階でバグの発見や修正が行われれば開発サイクルの短縮が可能になり、稼働後のバグ発生の確率も減るかもしれない。米IBMは7月29日(現地時間)、早期段階でのバグを発見する"文法チェック"ツール「IBM Rational Software Analyzer」を発表した。

    Software Analyzerは開発ツールRationalシリーズの新ブランドで、Eclipse向けのプラグインとして提供される。記述されたコードを精査し、文法エラーの箇所や修正候補を提示、ソフトウェア開発サイクルの比較的早期の段階での修正を促す。コードの各行ごとにこうした"文法チェック"を走らせてコード全体を精査することで、ケアレスミスや矛盾箇所の発見を手助けする。トレース機能やレポート機能なども用意され、チーム内のレビューなどに活用できる。

    対応プラットフォームはWindowsとLinuxで、サポートされる言語はC/C++とJava。それ以外のプログラム言語についてもエクステンションを通して対応可能。基本機能を搭載したDeveloper Editionと、自動化ツールや集中管理機能の付属した上位版のEnterprise Editionの2種類が用意される。価格はDeveloper Editionが単位ユーザーあたり3500ドル、Enterprise Editionがユーザー無制限で単位サーバあたり5万ドルとなる。

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