日本郵政グループの郵便局会社は28日、直営のコンビニエンスストア型物販店舗を郵便局内に設置すると発表した。提携を結ぶローソンとの契約に基づくもので、「JPローソン」の名称で8月末までに首都圏に6店舗を出店する。第1号店は8月6日に日本橋郵便局内2階にオープンする。

店舗イメージ

「JPローソン」は郵便局内の待合コーナーの一角に設置され、売り場面積は約16~50平方メートルと通常のコンビニの約3分の1。おにぎり、弁当、デザートなど通常のコンビニエンスストアの取扱商品のほか、丸型郵便ポストを型取った商品など、郵便局ならではの商品も販売するとしている。総アイテム数は通常のコンビニの半分以下の約500~1,500品目に抑える。営業時間は郵便窓口が開設している時間帯(各店舗によって異なる)。8月末までにオープンするのは日本橋郵便局店のほか、美浜郵便局店、川越西郵便局店、平塚郵便局店、千葉中央郵便局店、印西郵便局店。

なお、これまでローソンの経営で郵便局内に展開していた「ポスタルローソン」も8月以降順次「JPローソン」として郵便局会社の経営に移管する予定。