俳優の高橋克典、タレントの知花くららがナビゲーターを務めるスペシャル番組『美味いは京都~料理人達の挑戦~(仮)』(10月5日 13:30~放送予定 読売テレビ・日本テレビ系)の収録が26日、京都市東山区の高台寺で行われた。

左から、高橋克典、知花くらら

番組では、京都を舞台に味への飽くなきこだわりを追求する料理人をリポート。京都を訪れた三つ星フランス人シェフ、ピエール・ガニェール氏が京料理の伝統と技を学ぶ修行の旅を知花が取材するほか、伝統を守りながらも京料理の新しい可能性にチャレンジする京都の料理人たちの姿を追う。

「年1回、お雑煮は作ってます」という高橋は料理もデキる男!?

シェフの取材を通して料理人の情熱を目の当たりにした知花は「厨房の入ったときの目の輝きや気迫がすごい。白熱した空気が伝わってきて、やっぱり本物なんだなと実感しました。料理人のみなさんにとっては、1つの皿が魂を込めたアートなんですよね。何かを作り上げていくお仕事は素敵だなと思いました」と感動冷めやらぬ様子。また、取材中に食べたという、作りたての"湯葉"にも感動したと話し、「"ホッペがとろけそう"とはああいうことを言うんだなと思いました!」と京都の伝統の味にすっかり魅せられていた。 そんな知花を「僕も食べたかった……(笑)」とうらやむのは高橋。番組では、知花らが取材した料理人たちのVTRを紹介しながら、京都や京料理の魅力を語っていく。高橋は「歴史ある京都に根付く京料理には、日本人の感性でしか作れないものがある。そのすばらしさは日本人の誇りだと改めて思いました」と番組の感想を。さらに、ひたむきな料理人たちの姿にも触れ、「彼らの目は、僕らが子どものころ、何かに夢中になってたころの目そのもの。ただ好きだから料理を作る、好きだからどこまでもハマってっちゃう素敵さがいい」と心を動かされたようだった。

「京料理の繊細な盛りつけのセンスは盗んで帰りたいほど素敵」と知花

また、番組の舞台である京都が、ともに「大好き」という2人。プライベートで訪れるお気に入りの場所もあるとか。知花は「三十三間堂の、圧倒されるような静けさが好き」だそうで、京都に来ると毎回訪ねるという。一方、高橋が「好きで何度も来ている」というのは、まさにこの日、収録が行われていた高台寺。こちらは、豊臣秀吉の正室・北政所(ねね)が建立し、晩年を過ごした寺として有名だ。高橋は「やっぱり、ねねさんが建てたお寺だけあって、女性のお寺ですよね。しっぽりと落ち着いていて、色っぽくてかわいくて、器がでかくて。ここにいると、いい女の膝枕で寝てるみたい(笑)」と色男らしい? コメントで笑いを誘っていた。