エムエスアイコンピュータージャパンは26日、東京・秋葉原にてユーザーイベント「MSIお客様大感謝祭パート2」を開催した。6月に行われたこちらのイベントの第2弾で、27日には名古屋・大須でも同様のイベントが告知されている。

会場はおなじみのカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店。今回は発表されたばかりの同社ノートパソコンがメイン

今回は同社のノートパソコン関連の紹介がメイン。会場内には先日発表されたばかりの最新プラットフォーム採用製品を中心に多数の製品が出展されており、スタッフの説明を聞きながら実際に使用感を試すこともできた。恒例の各種プレゼンテーションや抽選会などのイベントも実施され、来場者が途絶えないほどの賑わいを見せていた。

大人気の「MSI Wind Notebook U100」では、発表未定のカラーバリエーションの参考出展も。天板とパームレストが革張りのU100(右写真)、欲しい……

完成品のノートパソコンがメインだが、もちろん最新PCパーツも充実の出展

エムエスアイコンピュータージャパンの石岡宣慶氏が新製品の詳細をプレゼンテーション

当日は思わぬゲストが飛び入り参加するというサプライズもあった。そのゲストとは、偶然(?)通りかかっただけと話す日本AMDの"兄貴"こと土居憲太郎氏。なぜか偶然(?)にもプレゼン資料のデータを持っていたとのことで、そのまま低消費電力製品への取り組みやPumaプラットフォームの紹介などのステージを行った。

会場内をぶらぶらしていたAMD土居氏。MSI石岡氏に発見(?)され、特別ステージを行うことに

偶然持っていたらしいプレゼン資料のタイトルは「ふらりとアキバへ」。予定通りなのかっ!?

Pumaプラットフォームのアピール。PumaのGriffinプロセッサはコア毎に独立した電圧制御まで可能で、省電力を実現する

AMDは今後も低消費電力に注力した製品を提供していくとアピール

さらに土居氏のステージが終わるないなや、驚きのゲストがもう一人登場。これまた偶然(?)通りかかっただけというインテルの"神様"こと天野伸彦氏で、やはり偶然(?)にもプレゼン資料をどういうわけだか所持。せっかくだからということで、NetbookやUMPC/MIDに関するステージが急遽実施され、来場者を楽しませた。

土居氏のステージ中、観客席あたりに見慣れた顔があると思ったら……なんとインテル天野氏。AMDに対抗してか急遽ステージが催された

プレゼンから。今が旬のAtomプロセッサだが、実は結構種類が多く、同じAtomでもそれぞれの仕様がだいぶ異なる

NetbookとMID/UMPCは何が違うのか、という話題。ここで天野氏から「Wind Notebook U100はUMPCですか?」というクイズが出題され、観客から"イエス"の声が……

正解はこちら。特に最近はWebや雑誌などのメディアでも、ミニノートその他を一緒くたに"UMPC"と紹介している例があるが、提唱元の定義から見るとこれは間違いなのだそうだ

UMPC/MIDの進化の方向性も紹介された。関連して、来場者から(以前こちらのイベントで意味深な発言をしたばかりの)天野氏に「Atomのデュアルコア版はいつ出ますか?」との質問があった。そんな製品は知らない……らしいが、「搭載ボードの設計は楽でしょうね」(天野氏)とのこと

なお、27日の名古屋・大須会場での開催概要は以下の通り。

日時 2008年7月27日(日) 11:00~18:00
場所 ボイドコーヒー 大須店