「CrossOver Mac 7 Pro」

ネットジャパンは11日、Intel Mac上でネイティブにWindows専用アプリケーションを動作させられる、米CodeWeavers製互換レイヤーソフト最新版「CrossOver Mac 7 Pro」を発表した。価格はパッケージ版が1万1,550円、ダウンロード版が8,400円。販売は、ダウンロード版が8月5日、パッケージ版が8月28日より開始される。

CrossOver Macは、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)、「Internet Explorer」、「Adobe Photoshop」、ジャストシステム「一太郎」、IBM「ホームページ・ビルダー」などのアプリケーションをIntel Mac上でシームレスに動作させられる互換レイヤーソフト。仮想化ソフトとは異なり、仮想マシン環境の設定、OSのインストール、ドライバのインストールなどの手間が不要な上、Windows OSを必要とせず、OSライセンス購入コストがかからないのが特徴だ。また、オーバーヘッドが少なく動作が軽いのも利点となっている。

「Microsoft Office 2007」に対応

「VOCALOID KAITO/MEIKO」にも対応

CrossOver Mac 7 Proでは、「Microsoft Office 2007」(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)、ボーカル音源ソフトウェア「VOCALOID KAITO/MEIKO」、IPビジネスフォンサービス「BIZTEL」があらたにサポートされた。

動作環境は、Mac OS X 10.4.4以上を搭載したIntel Mac。なお、CrossOver Mac 6.1を7月1日以降に購入し、9月30日までにユーザー登録を行ったユーザーに対しては、CrossOver Mac 7 Proが無償で提供される。