日本IBMは7日、東京都渋谷区の同社事業所内に「IBM BIソリューションセンター」を開設すると発表した。同センターでは、BIシステムの導入を検討しているユーザー企業およびパートナー企業を対象に、デモや技術支援サービスを提供していくという。
IBM BIソリューションセンターで行うサービスの内容は以下のとおり。
ユーザー企業向け | 導入コンサルティング |
業種ごとのテンプレートを活用したデモ | |
最適ソフトウェア製品構成の提示 | |
最適ハードウェア構成のサイジング | |
パフォマーンス・チューニング支援 | |
パートナー向け | 提案書作成支援 |
他社製品を含むシステムの稼働検証 | |
技術者のスキル育成支援 |
また、デモは現在、以下の6種類が用意されている。
- 営業パフォーマンス・オペレーション改善支援(全業種対応)
- コンタクトセンター向けKPI管理ソリューション(全業種対応)
- 生損保向け代理店営業業務支援(金融業)
- 連結経営管理分析ソリューション(金融、製造業)
- ワランティコスト削減ソリューション(製造業)
- 販売管理分析ソリューション(製造、流通業)
同センターには、IAサーバー、UNIXサーバー、メインフレームなど、IBMの各種サーバーが50台用意されているほか、プレゼンテーションルームや商談スペースも設けられている。IBMでは、上記のような技術支援環境が整ったことにより、「これまで1ヶ月程度かかる場合があったシステム構成の最適化提案も、独自に用意した分析シートに沿った質問項目に答えていただくことで、3営業日での回答が可能」としている。