仲里依紗、麻生久美子が出演する映画『純喫茶磯辺』が5日、初日を迎え、都内映画館でキャストと監督による舞台挨拶が行われた。
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舞台挨拶に登場した仲里依紗 |
同作は、喫茶店を舞台にしたハートフルコメディー。宮迫博之が、単なる思い込みから喫茶店を始め、諦めかけていた人生を再スタートさせる父親を熱演する。一方、ダメ親父の暴走に呆れながらも、暖かく見守る娘役に、2006年に主人公の吹き替えをつとめたアニメーション『時をかける少女』で注目を浴び、テレビドラマにも活躍の幅を広げ人気急上昇中の仲里依紗を迎える。息がぴったりの2人の掛け合いも見どころの一つだ。
監督の吉田恵輔は、『なま夏』(2006年)がゆうばりファンタスティック映画祭オフシアター部門にてグランプリを受賞。前作『机のなかみ』は個性的な登場人物や巧みな脚本構成力、繊細な演出などが映画ファンを中心に絶大な支持を受ける。本作では小説版も手がけるなど多彩な才能を発揮、次世代を担う監督として注目されている。
仲は「頭で考えず、ボーッと見られる映画です」と冒頭で挨拶。スケジュールが合わずに欠席した宮迫に対しては「ダメですね。メタボですね(笑)」と厳しくコメントすると、メイドのコスプレを楽しんだり、男関係がだらしない素子を演じきった麻生久美子は「本当によくわからない役で、知り合いのヘンな人のクセを全部書き出したりして望みましたが、結局わからなかった(笑)」と苦笑い。他のキャストは「こんな役が僕に用意されていたとは」(和田聰宏)、「120本以上の映画に出演しましたが、ベスト10に入る出来」(ミッキー・カーチス)、「こういう日本映画がもっと作られるべき」(斉藤洋介)などと、それぞれの言葉で作品を絶賛していた。
『純喫茶磯辺』
喫茶店始めたぐらいじゃ、人生変わらないと思ってた――。高校生の一人娘・咲子(仲里依紗)と二人暮らしのメタボ親父・磯辺裕次郎(宮迫博之)は、多額の遺産を手にしたことから、なんの計画性もなく喫茶店経営を思いつく。ただ「モテたい」という理由だけで…。ダサすぎる「純喫茶磯辺」はちっとも流行らないものの、謎のアルバイト美女・素子(麻生久美子)が加わったことで状況は一変。ひとクセもふたクセもある常連客のたまり場となり、やがて大変な事件を引き起こすことに……。シアワセとはちょっと縁の遠い、不器用だけども真剣な人間たちが繰り広げる、ひと夏の物語である。
出演・宮迫博之、仲里依紗、濱田マリ、近藤春菜(ハリセンボン)、ダンカン、和田聰宏、ミッキー・カーチス、斉藤洋介、麻生久美子ほか/監督・脚本・編集、吉田恵輔
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