JTBグローバルマーケティング&トラベルは1日、海外旅行企画「コーヒーハンター Jose川島と行く 幻のコーヒー ブルボンポワントゥ収穫&クレオール文化体験8日間の旅」を発売する。

ブルボンポワントゥは、フランス国王ルイ15世が愛したと言われ、小粒の尖った珍しい形状のコーヒー豆。カフェインが通常の半分しかなく、その甘い香りは突出していて、日本のコーヒーファンを魅了するコーヒーだ。マダガスカル島東方のインド洋のレユニオン島(現在、フランス海外県)にて300年前に生まれた在来種とされ、絶滅してしまったと思われていたが、著書『コーヒーハンター』で知られる川島良彰氏により再び探し当てられた。

今回企画されたツアーでは、川島氏が全行程同行する。コーヒー農園を案内する収穫体験のほか、インド・中国・アラブ・アフリカ・フランスの文化がミックスした「クレオール」の料理、バニラ農園・スパイス農園見学などクレオールの文化も体験できる。また、参加者には翌年(2009年)ブルボンポワントゥ発売時に100グラムが進呈される特典が付くとしている。

日程は2008年10月20日~27日の8日間で、募集人数は20名限定。料金は、49万9,000円(エコノミークラス、大人2名1室利用時の1名料金)。申し込み受付は川島氏が代表を務める、日本サスティナブルコーヒー協会のウェブサイトにて、7月1日10時より開始する。

(上)UCC上島珈琲の川島良彰氏
(右)コーヒー農園の収穫体験イメージ