使い道、わかりますか? 意外と人気の『ハンズフリー拡声器』 - TOA

 

ヘッドセットを装着したお姉さん、足下にはアンプとスピーカ、興味を引くトーク――よく見かける店頭商品デモの光景だ。そんな光景の一部を変える商品がひそかに売れている。業務用音響設備の専門メーカーTOAが今年4月に発売した『ハンズフリー拡声器(ER-1000)』がそれ。ウエストバッグのように腰に巻ける拡声器で、どこにでも持ち運べる携帯性が意外なニーズを呼んでいるようだ。

TOAが発売した「ハンズフリー拡声器(ER-1000)」

ハンズフリー拡声器本体は、一見すると某変身ベルトのようなデザイン。腰にフィットするようにカーブを持たせたフォルムをとり、そこにアンプとスピーカを内蔵する。伸縮可能なベルトで腰にしっかりと固定し、接続したヘッドセットを通して話せば、腰のスピーカから音声が流れる。本体はMIC/AUX入力端子を備えているため、iPodなどの携帯オーディプレーヤーを接続することで、音楽を同時に流しながらスピーチするという使い方も可能になっている。

使用イメージ。ベルト部分には携帯オーディプレーヤー用のポケットも用意されている

そんなハンズフリー拡声器が売れている。スピーカやアンプの設置スペースが不要になるだけでなく、本体重量が約480gと女性でも手軽に持ち運べる点が好評のようだ。現在は、店頭デモ要員を抱える人材派遣サービス業からの引き合いが多いという。もちろん想定される利用シーンは、販促キャンペーンの店頭デモや展示会での説明だけでなく、観光ガイドに誘導案内/避難誘導、スポーツレッスン、工場見学や学校遠足の引率、選挙演説など実に多い。たとえば、スキーやスノーボードのインストラクターの需要も考えられるという。ベルトまわりに余裕があるため、スキーウェアなど厚みのあるものを着込んでいても装着できるほか、音量調整には大型の回転式ボリュームを採用しており、手袋をはめていても十分操作できるようになっている(ただし防水加工は施されていない)。

ハンズフリー拡声器について同社広報担当の吉村氏は、「(コンパニオンなど)ある程度の需要があることは認識しているが、当社では想定していないような使い方がたくさんあるのではないか」と話す。たしかにユーザーのアイデア次第で活用シーンはいくらでも広がりそうな商品だ。今後、店頭やExpo会場などで見かける機会も増えてくるかもしれない。

MIC/AUX入力端子を搭載。iPodなどの携帯オーディプレーヤーを接続できる

回転式ボリュームは大きめに作られており、音量を微調整しやすい

単3形乾電池6本で動作するが、万が一電池の数が足らないときでも4本で動作するようになっている

付属のヘッドセット。耳にかけて使用するタイプだ

ハンズフリー拡声器のおもな仕様は次のとおり。電源は単3形乾電池×6本(4本でも動作)、電池持続時間は最長約8時間。出力は定格6W/最大10W(アルカリ乾電池または充電式ニッケル水素電池6本使用時)、通達距離は最大80m。ウエストサイズは55~120cmに対応、サイズ(ベルト部除く)は133(W)×96(H)×222(D)mm、重量は本体約480g、ヘッドセットマイクロホン約50g。価格は28,350円。

ハンズフリー拡声器をスタイリッシュに着こなす(?)例。ダンスが好きな人の激しく鋭い動きでもしっかりとした固定感

TOAは、マイクやアンプ、スピーカなどの開発、スタジアムや空港といった公共空間における音響デザインを手がけるほか、監視カメラシステムを中心としたセキュリティシステム、警報システム分野などでも事業を展開している。

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