SproutCore新版、Windows対応プロクシ導入ほか

    後藤大地  [2008/06/26]

    Sproutitは24日(米国時間)、SproutCoreの最新版となるSproutCore 0.9.11を公開した。0.9.10をリリースした段階では1.0をリリースするまでリリースはなく0.9.10はイレギュラーなリリースといった様子だったが、Windowsでの開発に問題があったため急遽リリースされたのではないかとみられる。0.9.10が公開されてから一週間後に0.9.11のリリースとなった。

    SproutCore 0.9.11はバグ修正と改善を目的としたリリース。Windowsにおけるバグが修正されているほか、パスが空白を含んでいる場合にも正しく動作するように修正が施されている。2つめの修正もWindowsでの利用を想定したものをいえそうだ。0.9.10もWindowsにおけるアプリケーション構築がサポートされていたが仕組みの一部にシンボリックリンクを使っていたため画像やそのほか静的なリソースが扱えないという問題があった。0.9.11ではこうした問題が修正されWindowsでの開発が改善されている。

    また0.9.11では開発ツールとして同梱されているSproutCoreサーバが直接リバースプロクシサポートの操作できるようになったため、開発環境の構築がこれまでよりも簡単になっている。一行設定を追加するだけで準備は完了だ。たとえば「proxy '/rails', :to => 'localhost:3000'」のような設定を追加すれば/railsへのアクセスは3000ポートで動作しているサーバにプロクシされるというわけだ。これでバックエンドで使っているサーバとの連系がこれまで以上に簡単に実現できるようになった。

    それ以外でも同梱されているSproutCoreサーバの動作速度の向上、クラスドキュメントの改善、Firefox 3におけるCSS表示の改善などが実現されている。マイナーバージョンリリースだが開発するうえではアップデートしたよさそうだ。SproutCoreを使っている場合には0.9.11へのアップグレードを実施されたい。

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