MicrosoftにありながらMac OS向けのアプリケーションを開発しているグループMacBU (Mac Business Unit)は、これまでにないほど大規模な雇用計画を進めているようだ。MacBUはMS OfficeをはじめIEやMSN Messengerなど、MicrosoftのプロダクトをMac OS向けに開発しているグループ。Windowsのアプリケーションをそのまま移植するというよりも、Mac OSの特徴を引き出すように開発が進められているところが注目に値する。新しいバージョンがでるごとに移植開発が取り組まれているところにも注目だ。

今回の雇用計画では開発者のみならずプログラムマネージャ、テスタ、ユーザエクスペリエンス担当、マーケティング担当など複数の役柄を募集しているという。雇用場所はレドモンドおよびシリコンバレー。雇用計画をブログで明らかにしたCraig Eisler氏はそれ以上については言及していない。MacBUが成長していることが紹介されていることから、順当に考えればリソース不足への対応ということになるだろう。雇用計画からMicrosoftとしてのAppleへの取り組み強化ととらえるのは時期尚早かもしれないが、今後の動きに注目しておきたい。