Google Browser Syncは2008年で終了、後継はMozilla Weaveが有力

    後藤大地  [2008/06/18]

    Firefox 3.0が正式発表された。Gearsが最新版でFirefox 3に対応したり、ほかのエクステンションやWebアプリケーションがFirefox 3への対応や対応予定を発表している。しかし、Firefox 3の登場とともに消えゆくエクステンションもある。そのひとつがGoogle Browser Syncだ。

    Google Browser Syncはブックマーク、履歴データ、クッキー、保存されたパスワードなどを同期するためのエクステンション。Google Browser Syncを導入したFirefox間でデータを共有できるという特徴がある。オフィスと自宅、WindowsとMac OS Xなど違うプラットフォームで使うFirefoxでブックマークやクッキーを共有できる便利なエクステンションだ。Googleのアカウントを取得していれば活用できる。

    しかしGoogle Browser Syncは長い間メンテナンスされておらず、Firefox 3への対応も取り組まれていない。どうやらGoogle Browser Syncの開発チームはサポートの中止を検討しているようだ。2008年いっぱいはFirefox 2でのGoogle Browser Syncの動作は提供され続けるようだが、それ以後はサポートが停止されるとみられる。Google Browser Syncの元開発チームはすでに別のプロジェクトに移行しており、Google Browser Syncの開発を継続するだけの余力がないとしている。

    代替候補としてはすでにFirefox 3に対応しているFoxmarksがあげられる。ただしFoxmarksはブックマークの同期に限定されており、Google Browser Syncが提供しているクッキーやパスワードの同期は提供していない。パスワードやブックマークをFirefox以外のブラウザも含めて共有する方法としてはPassPackが手を上げていることも紹介しておきたい。PassPackはオンラインでパスワードを安全に管理するためのWebアプリケーション。

    Google Browser Syncをそのまま入れ替えられるサービスはなかったが、Mozilla Weaveが次期バージョンでGoogle Browser Syncと類似した機能の提供を表明しており、実質的にGoogle Browser Syncの後継はMozilla Weaveということになりそうだ。Mozilla Weaveの最新版は20日ごろに発表される見通し。

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